photo by Tatsuki Ihara

早朝の田んぼ。霧に包まれた田んぼに陽が射して、稲木を照らし出す@2016.9.27
早朝の田んぼ。霧に包まれた田んぼに陽が射して、稲木を照らし出す@2016.9.27
朝露がしっとり。朝の作業は静かで、小気味良い。
朝露がしっとり。朝の作業は静かで、小気味良い。
稲刈り2日間ではざがけ3分の2完了!@2016.9.24/25
稲刈り2日間ではざがけ3分の2完了!@2016.9.24/25
せっかく泥の下に隠れて寝てたのに起こされて体半分だけ出てしまったイモリさん@2016.9.25
せっかく泥の下に隠れて寝てたのに起こされて体半分だけ出てしまったイモリさん@2016.9.25
青、緑、黄緑=空、山、穂 @2016.8.30
青、緑、黄緑=空、山、穂 @2016.8.30
お米って意外と毛むくじゃら
お米って意外と毛むくじゃら
まだ飛び方のおぼつかないツバメたちが電線でひと休み@2016.7.31
まだ飛び方のおぼつかないツバメたちが電線でひと休み@2016.7.31

早朝の庭は、しっとりしていて静か。

ぴとっ。

子どものカエルがひっつく、小さな吸盤の冷たさ。

@2016.7.24

おたまがえるの季節。

水から出て、初めて外の空気を吸ったとき、どんなことを思うのかな。

おたまがえるの気持ちになろう、と目をつむってみる。

すると、初めて逆上がりが出来た時のことや、自転車のわっかを外してこげるようになった時のことを思い出した。それは、小学校1年生。

故に、おたまがえるは、小学校1年生。

@2016.7.21

草取り中にひょいっと@2016.7.3
草取り中にひょいっと@2016.7.3
あっちゃこっちゃにモリアオガエルの卵。昨日の雨で最盛期。@2016.5.27
あっちゃこっちゃにモリアオガエルの卵。昨日の雨で最盛期。@2016.5.27

かめさん。両手をわちゃわちゃー!@2016.5.24


田んぼの近くで卵発見!カルガモさん!?@2016.5.20
田んぼの近くで卵発見!カルガモさん!?@2016.5.20
1週間後の田植えに向けてすくすく生長中!@2016.5.14
1週間後の田植えに向けてすくすく生長中!@2016.5.14
モリアオガエル産卵に出くわす@2016.5.4
モリアオガエル産卵に出くわす@2016.5.4
卵塊にイモリが顔をつっこんでいるのを現行犯逮捕。その後、おたま救助に勤しむ@2016.5.4
卵塊にイモリが顔をつっこんでいるのを現行犯逮捕。その後、おたま救助に勤しむ@2016.5.4
土をよいしょともちあげて。お米の芽が出てきました。
土をよいしょともちあげて。お米の芽が出てきました。
かえるさん2段重ね。
かえるさん2段重ね。
ごはんの種をまきました。苗箱、計156枚です。@2016.4.22
ごはんの種をまきました。苗箱、計156枚です。@2016.4.22
種もみ発芽テスト
種もみ発芽テスト
252分の240粒発芽=95%
252分の240粒発芽=95%

田んぼからカラコロカラコロかえるの歌が聞かれるようになりました。

そして、今年もオシドリさんがやってきました。@2016.4.8

藁束を田んぼの周りにわさわさーっと並べてみました。肥料になるとか畦を守るんだとかそういう意味は特にありません。ただ、あったかい藁布団の下で田んぼの生き物が安心して眠れるように@2015.12.23
藁束を田んぼの周りにわさわさーっと並べてみました。肥料になるとか畦を守るんだとかそういう意味は特にありません。ただ、あったかい藁布団の下で田んぼの生き物が安心して眠れるように@2015.12.23
これから冬っていうのに、これから田植え?@2015.12.12
これから冬っていうのに、これから田植え?@2015.12.12

冬場に水をはって、山の栄養たっぷりの水を田んぼに入れます。化学肥料をやらなくても自然の本来の生きる力を引き出せるように。

また、水田があると水鳥がやってきます。

冬も田んぼは生き物で賑やかです。

田んぼの横にはイモリ・ビオトープ
田んぼの横にはイモリ・ビオトープ
大津に在住のご家族さんが立ち寄って下さいました。一緒にワラ燃やし(火遊び?!)。煙の何となく懐かしいひなびたイイにおい。@2015.11.1
大津に在住のご家族さんが立ち寄って下さいました。一緒にワラ燃やし(火遊び?!)。煙の何となく懐かしいひなびたイイにおい。@2015.11.1
田んぼ全景。焼わらアート@2015.9.7
田んぼ全景。焼わらアート@2015.9.7

いよいよ脱穀。

せっかくみんなでかけた稲束をまた下ろしてしまうなんて、もったいないなあ。

でも、あんなにどっしりとしていた稲束は、お日様のおかげですっかり軽くなって、ひょいひょいと持てます。

稲木は、お米という重たい重たい荷物から解き放たれて、心がほっとしたに違いありません@2015.9.6

青臭かった稲もこんがり。稲木の色がお日様色。
青臭かった稲もこんがり。稲木の色がお日様色。
お天気が続き、順調にお米が乾きました。@2015.9.6
お天気が続き、順調にお米が乾きました。@2015.9.6
上から目線
上から目線
お手製ドローンで撮影。竿の先に携帯がひっついている。
お手製ドローンで撮影。竿の先に携帯がひっついている。
続いて円形稲木(モデルハウス)も完成!@2015.9.27
続いて円形稲木(モデルハウス)も完成!@2015.9.27
運転中、積み上がった稲が落ちないようにするにはコレ。@2015.9.27
運転中、積み上がった稲が落ちないようにするにはコレ。@2015.9.27

9月22日「ど田舎の田んぼで稲を刈るより遊ぼう」

田んぼで迷路作り!これ一回やってみたかったん~!私が。
田んぼで迷路作り!これ一回やってみたかったん~!私が。
こんな刈り方すると後が大変やけど?ま、いっか。
こんな刈り方すると後が大変やけど?ま、いっか。
5m近い稲木の上からヒコーキとばし。楽しいことには終わりがない。
5m近い稲木の上からヒコーキとばし。楽しいことには終わりがない。
川と子どもは磁石の関係。楽しすぎて寒さも蚊もそっちのけ。
川と子どもは磁石の関係。楽しすぎて寒さも蚊もそっちのけ。
うまい具合に垂れ下がるツル。これは・・・あれをやるしかない!
うまい具合に垂れ下がるツル。これは・・・あれをやるしかない!
ターザーーン!
ターザーーン!
超自然児。大いに遊べ。
超自然児。大いに遊べ。

19,29日に参加出来なかった2家族さんが稲刈りに?遊びに?来てくれました。

子どもとつるんで遊ぶのは、本当に面白いです。

予想だにしないようなことをしたり、要領悪いことをしたり、無駄なことしたり、無茶言ったり、たまにいいこと言ったり。

子どものまっすぐな思考回路。

わがまま言ったかと思えば、すごく優しいことを一生懸命考えていたりする。

後先考えず夢中になること、大きくなるにつれて減ってしまうけど・・・

子どもが、私の引き出し引っかき回して、私が忘れている大事なモノを目の前にほっ散らけていく。それを片付けようと手に取った時に気づく。

それにしても今日はよく遊んで笑ったなぁ。楽しい稲刈り(?)でした(笑

12段稲木完成!@2015.9.21(携帯カメラなので画質が悪いですが・・・)
12段稲木完成!@2015.9.21(携帯カメラなので画質が悪いですが・・・)

9月19日・20日「ど田舎の田んぼで稲を刈りながら遊ぼう」

毎年稲刈りとつきあってきた能家のおじいちゃんおばあちゃんたち。単純作業なのに、ちょっとした工夫で効率があがる。その手つきに学ぶモノあり。
毎年稲刈りとつきあってきた能家のおじいちゃんおばあちゃんたち。単純作業なのに、ちょっとした工夫で効率があがる。その手つきに学ぶモノあり。
手を動かしてみると、いろんな情報が自然と入ってくる。穂の揺れる音の爽やかさ、葉のこそばゆい感触、青くさいにおい、カマの切れ味、自分の握力、どうしたら効率よく作業が進むか・・・
手を動かしてみると、いろんな情報が自然と入ってくる。穂の揺れる音の爽やかさ、葉のこそばゆい感触、青くさいにおい、カマの切れ味、自分の握力、どうしたら効率よく作業が進むか・・・
機械を横目に、あえて時間と労力をかけて手作業で刈るその意味。
機械を横目に、あえて時間と労力をかけて手作業で刈るその意味。
20人あまり、半日でこんなに刈れました!たくさんの人の力が集まると大きなことが実現するのですね。
20人あまり、半日でこんなに刈れました!たくさんの人の力が集まると大きなことが実現するのですね。
翌日、7人でここまで仕上げました!完成まであとちょっと!
翌日、7人でここまで仕上げました!完成まであとちょっと!
12段の稲木、上ってみるとけっこう高い。アスレチック気分♪
12段の稲木、上ってみるとけっこう高い。アスレチック気分♪
子どもは遊ぶのも仕事のうち!
子どもは遊ぶのも仕事のうち!
大人が遊ぶのも仕事のうち!
大人が遊ぶのも仕事のうち!
力作!手作りヒコーキ登場。「風立ちぬ」に触発されて。
力作!手作りヒコーキ登場。「風立ちぬ」に触発されて。
大空に向けてヒコーキ放つその瞬間、このドキドキ感、わくわく感。
大空に向けてヒコーキ放つその瞬間、このドキドキ感、わくわく感。
稲穂の波に不時着。
稲穂の波に不時着。
思い思いのおにぎり。大きいのは1合ぐらい~小さいのはポリンキーの3分の1ぐらい。あなたはどれをとる?
思い思いのおにぎり。大きいのは1合ぐらい~小さいのはポリンキーの3分の1ぐらい。あなたはどれをとる?
微妙な大きさのが残った。一番大きいのと卵ぐらいのと2番目に小さいの。
微妙な大きさのが残った。一番大きいのと卵ぐらいのと2番目に小さいの。

二日間で12段の稲木のはざがけがほぼ終わりました。

みんな、それぞれの地域でそれぞれの用事があるけれど、1年のうち田植えと稲刈りと2回だけ、この田んぼで会う約束。

食べものを作るという生きる原点的な労働を、人の身体と知恵を使って行いましょう。昔も今も何も変わらない、同じことです。

作業の後のヒコーキ飛ばしも、秋空に思いをはせる素敵な時間でした。

子どもたちと好きなことを好きな場所で、というのは空飛ぶことを夢見るように楽しくてわくわくします。また子どもたちを見守るお父さんお母さんの優しさが大好きです。

能家の静かな田んぼが、出来合いではあるけれど、つかの間、子どもの声で賑やかになって、集落のおじいちゃんおばあちゃんが昔を思い出して笑顔になってくれる、それも嬉しいことのひとつ。

田んぼで結ばれる心のつながり。

来て下さった皆さん、素敵な1日をどうもありがとうございました。

自分の写真はだいきらいなのですが…唯一ここにだけアップ。今回、初めて昔の作業着を身につけたので。

これは、能家のおばあちゃんが、私のために押し入れの奥から引っ張り出してくれたものです。

汗を吸う、洗濯にも強い丈夫な生地で、動きやすいように作られています。中でも帯やタスキがオシャレなことに興味を持ちました。普通に、かわいい。

でも、泥んこの田んぼに入るのに、どうしておめかしをするんだろう。

労働歌、というのがありますが、明るい歌詞やノリのいいテンポである場合が多いです。

辛い労働こそ明るく乗り切るというような前向きな精神。

昔の女性は、大変な重労働を田んぼや山で行ってきました。その時には花や蝶のかわいい布を手縫いし、おめかしして外に出て行ったのです。

今はオシャレな服がありあふれていますが、この労働着一着は、私の持っているどの服よりもお気に入りです。一生着続ける服だろうと思うのです。

秋の風物詩、稲木の出来るまで。

4.5mの12段稲木、登ると穂の揺れる秋の田んぼが一望できて、思わず紙ヒコーキを飛ばしたくなるのです。@2015.9.13

お盆にお米の花が咲きました。@2015.8.16
お盆にお米の花が咲きました。@2015.8.16
before 草取り
before 草取り
after 草取り
after 草取り
手押し車。文明の利器。@2015.6.23
手押し車。文明の利器。@2015.6.23
成人したての白いとんぼたちが、小雨の中、みんな空を見上げてじっとしている。@201.5.6.19
成人したての白いとんぼたちが、小雨の中、みんな空を見上げてじっとしている。@201.5.6.19

5月24日・25日「ど田舎でのんびり田植えをしよう」終了♪

今年も、たくさんの家族連れの皆さんとワイワイガヤガヤ田植えが出来ました♪

普段静かな能家集落が賑やかな子どもの声でひっくり返った二日間。

何よりも脱線時間が楽しい!子どもの大いなる遊び心に尊敬…

以下、二日間の田んぼの様子です↓↓↓

オーソドックスな漫画のこけ方。
オーソドックスな漫画のこけ方。
田んぼもプールも同じ?全身全霊で泥まみれ。
田んぼもプールも同じ?全身全霊で泥まみれ。
イモリを数える。142匹、143匹…
イモリを数える。142匹、143匹…
足の親指と人差し指に蛇のしっぽを挟んで、背高比べ。
足の親指と人差し指に蛇のしっぽを挟んで、背高比べ。
蛇をくくったら・・・どうなる?!
蛇をくくったら・・・どうなる?!
シマヘビの口の中、穴が開いててびっくり。呼吸をする穴だそう。
シマヘビの口の中、穴が開いててびっくり。呼吸をする穴だそう。
蛇、川に投げたれ~!
蛇、川に投げたれ~!
200匹のイモリを探せ!
200匹のイモリを探せ!
田んぼでターザン!斬新。楽しすぎる。
田んぼでターザン!斬新。楽しすぎる。
23日は午後から田んぼの水路を上に上に辿るお散歩をしました。気が付くと山の中に。トチノキの花の咲く静かな山の谷から田んぼの水は来ていました。
23日は午後から田んぼの水路を上に上に辿るお散歩をしました。気が付くと山の中に。トチノキの花の咲く静かな山の谷から田んぼの水は来ていました。
能家の皆さんも立ち寄って下さいました。丸太椅子と日陰があれば、止まらないおしゃべり会。
能家の皆さんも立ち寄って下さいました。丸太椅子と日陰があれば、止まらないおしゃべり会。
泥落としに川に出かけたら、川遊びの始まり。そこで見つけたカジカガエルの卵のつぶつぶ。
泥落としに川に出かけたら、川遊びの始まり。そこで見つけたカジカガエルの卵のつぶつぶ。

あ…そういえば、肝心な田植えの写真が…ないようです。笑

お父さん、お母さんと、大人な子どもの皆さんが、時には腰をさすりもって、作業してくださいました。

本当にありがとうございました!今日の田植えの思い出が、夏の草刈りの辛さも吹っ飛ばす原動力になります。植えていただいた苗を大事に大事に大きく育てなあかんな…と思えます。

翌日、能家の集まりがありました。見に来られていたおじいちゃんたちが、子どもが蛇を振り回していた話など、田んぼの話題で盛り上がりました。おじいちゃんの子どもの頃のやんちゃなことを思い出したようです。

子どもの遊びって、人生の宝物なのですね。

お米の苗箱セット完了。今年は例年より少し早め。@2015.4.25
お米の苗箱セット完了。今年は例年より少し早め。@2015.4.25
田んぼにきょとん。@2015.4
田んぼにきょとん。@2015.4
田んぼのガラスに雪景色が映る@2015.1.1
田んぼのガラスに雪景色が映る@2015.1.1
いよいよ脱穀。地元のおばあちゃんとわいわい話しもって@2014.10.30
いよいよ脱穀。地元のおばあちゃんとわいわい話しもって@2014.10.30
黄金色のトノサマガエルを発見。稲穂に隠れたかったのかな。
黄金色のトノサマガエルを発見。稲穂に隠れたかったのかな。
今年も懲りずに稲木ハウス.マンゲツモチ(もち米)と黒米@2014.10.4
今年も懲りずに稲木ハウス.マンゲツモチ(もち米)と黒米@2014.10.4
12段稲木完成!@2014.10.1
12段稲木完成!@2014.10.1
「この列は僕が刈る」
「この列は僕が刈る」
ずっしり重い稲穂の束
ずっしり重い稲穂の束
手刈りを経験して初めて分かる機械のありがたさ
手刈りを経験して初めて分かる機械のありがたさ
機械も扱えると楽しくなってくる!
機械も扱えると楽しくなってくる!
小学5年生にして、機械の味をしめる・・・
小学5年生にして、機械の味をしめる・・・
脱線組(笑 田の畦に川を作る。
脱線組(笑 田の畦に川を作る。
お昼は能家集会所の畳の部屋をお借りして。地元のおばあちゃんの田舎料理とごはん。
お昼は能家集会所の畳の部屋をお借りして。地元のおばあちゃんの田舎料理とごはん。
稲束を稲木にかけていく。昔ながらのはざがけ。
稲束を稲木にかけていく。昔ながらのはざがけ。
稲束を渡す人、ねじる人、かける人、役割分担
稲束を渡す人、ねじる人、かける人、役割分担
高いところは脚立に乗って・・・
高いところは脚立に乗って・・・
上の人が受け取りやすいよう投げ方もひと工夫
上の人が受け取りやすいよう投げ方もひと工夫
キャッチ!
キャッチ!
高っかいな~!
高っかいな~!
高いところの作業はおそるおそる・・・・・・
高いところの作業はおそるおそる・・・・・・
稲木に登って何してるのかな???
稲木に登って何してるのかな???
青空へ
青空へ
とんでけ!
とんでけ!
お父さん方の子ども心をも揺さぶる
お父さん方の子ども心をも揺さぶる
稲木に登って、秋空に飛ばす紙飛行機・・・絵になります。
稲木に登って、秋空に飛ばす紙飛行機・・・絵になります。
やっぱりオチは川遊び・・・笑
やっぱりオチは川遊び・・・笑
稲刈りより必死、夢中、一生懸命(笑 それでいいんです。
稲刈りより必死、夢中、一生懸命(笑 それでいいんです。
迷惑そうなイモリ(笑
迷惑そうなイモリ(笑
はざがけが、秋の高い青空を遮る
はざがけが、秋の高い青空を遮る
田んぼに静けさが戻る能家の夕方
田んぼに静けさが戻る能家の夕方
27日、28日、どちらも素敵な秋晴れでした。
27日、28日、どちらも素敵な秋晴れでした。

二日間で、2,3反もの広い田んぼを刈り取り、12段のはざがけをしました。

9家族もの皆さんにお手伝いいただきました。

みんなで和気あいあいと稲刈りをしていると、昔も手刈りをしながら、家族やお手伝いのご近所さんと、いろんな会話があったのかな、なんて思います。

「稲を刈って束ねてかける」いかにも単純な作業ですが、無駄な力を使わず、要領よく手早く行うために、昔の人は様々な工夫を重ねてきました。そのちょっとした手つき、順番がとても大事で、まさに暮らしの結晶ともいえます。

まるで自分の田んぼのように作業に協力してくださった大人の皆さんに感謝です。

子どものみんなも、あっちこっち遊んだり駆け回ったりしながらも、田んぼの作業をしてみて、人の手で自然と向き合うことの大変さとか、その中で、暮らしの中で身につけてきた知恵、工夫なんかを感じてくれたかな・・・と思います。

「昔は大変だった」とよく言いますが、子どもたちはそれを比較することができません。

人の身体ひとつ、自然の中に放り込んで、自然を”目の当たり”にした時、自分の手で何をどこまで出来るか、自分の心がどこまで向き合えるか、ということを感じる。それは、昔の人が暮らしの中でしかと経験してきたことです。

いくら楽で便利な世の中になっても、一貫して変わらないものがいつも底辺にあることを、田んぼのある暮らしは教えてくれます。

皆さん、田舎のおばあちゃん家を訪ねる感覚で、また遊びに来て下さい。@2014.9.27.28

稲木1
稲木1
稲木2
稲木2
稲木3
稲木3
稲木4
稲木4
稲木5
稲木5
稲木6
稲木6
稲木7
稲木7
稲木8
稲木8
稲穂と稲木のこの風景
稲穂と稲木のこの風景
出穂の季節@2014.8.12
出穂の季節@2014.8.12
受粉の大事な時期に雨が降り続きました。茶色い粒はぺっちゃんこ。
受粉の大事な時期に雨が降り続きました。茶色い粒はぺっちゃんこ。
畦の草刈り後、田んぼが一層くっきりと里山の風景に合致。@2014.8.12
畦の草刈り後、田んぼが一層くっきりと里山の風景に合致。@2014.8.12
素朴が一番しっくりくる。
素朴が一番しっくりくる。

6月8日田植えの2回目は、25人あまりで1反の田んぼを手植えしました。

大きなヘビさんやモリアオガエルの登場により、朝から大忙し!

雨の止み間に行ったイモリ競争では86匹のダントツ新記録(笑

雨は雨なりに、集会所の畳の上で、おはぎ作りと団らん。地元のおばあちゃんの子どもの頃のお話など、ゆっくりおしゃべり。

初めてなのに、どことなく懐かしい。自然も人もこの場も、そしてしぐれる雨でさえ、ひとつひとつが優しく素朴な空間でした。

田植えスタイル。孫のいらないタイツを切って。オシャレで無駄がないおばあちゃんの知恵。
田植えスタイル。孫のいらないタイツを切って。オシャレで無駄がないおばあちゃんの知恵。
昔は小さい子も田んぼのお手伝いをして育ちました。こんな風に、お母さんから教わって。
昔は小さい子も田んぼのお手伝いをして育ちました。こんな風に、お母さんから教わって。
田植え日和、くもり日和。
田植え日和、くもり日和。
だ~れだ!?野の花植えたの。
だ~れだ!?野の花植えたの。
うわぁ、モリアオガエルさん!初めまして。
うわぁ、モリアオガエルさん!初めまして。
モリアオガエルのあわあわがあちこちに。ちょっとだけ、さわってみた!
モリアオガエルのあわあわがあちこちに。ちょっとだけ、さわってみた!
午後からとおり雨。集会所で思い思いにてるてる坊主を作る。あ、雨がやんだよ!
午後からとおり雨。集会所で思い思いにてるてる坊主を作る。あ、雨がやんだよ!

5月29日、田植え準備をしていたら、トラクターが田んぼの深みにはまって動けなくなってしまいました。

道から離れていて車や重機も入れないところ。

自力で救出劇を繰り広げること約1日半、貴重な時間を棒に振る切なさ。

それこそ1センチ単位でじわじわ引き上げ続ける辛い作業でした。

6月1日、田植えが始まりました。昨年はウツギの白い花が満開でしたが、今年はまだピンクのタニウツギが残っています。

いいお天気になりました。

自然大好きな子どもたちと生きものと遊んだりどろんこになりながら、静かな能家に子どもの高らかな声が響き渡る、素敵な1日でした。

能家の皆さんも顔を出してくださり、植え方のコツや昔のお話を聞かせていただきました。

ひと作業終えた後は、集会所の畳の上で、スイカやおもち、持ち寄りのお菓子なんかでちょっと団らん。

機械で植えれば早くて楽ですが、みんなで手間暇かけて共同作業。一見無駄の多いように見えますが、そこには”すごく大事な見えないもの”がたくさん包まれています。

田植えのお手伝いに25名が集合@2014.6.1
田植えのお手伝いに25名が集合@2014.6.1
田植えing
田植えing
いもり競争。い~ち!ポイ。に~い!ポイ。さ~ん!ポイ・・・よんじゅうろ~く!・・・終了!
いもり競争。い~ち!ポイ。に~い!ポイ。さ~ん!ポイ・・・よんじゅうろ~く!・・・終了!
能家の長老K蔵さん。子どもの声に囲まれて、ひ孫を見るまなざし。
能家の長老K蔵さん。子どもの声に囲まれて、ひ孫を見るまなざし。
前日の夕刻、田んぼに型をつける。
前日の夕刻、田んぼに型をつける。
田植えに向けて。@2014.5.20
田植えに向けて。@2014.5.20
丈夫な苗に育つように日々苗と対話
丈夫な苗に育つように日々苗と対話
田んぼにシュレーゲル出現@2014.4.25
田んぼにシュレーゲル出現@2014.4.25
翌日、あわあわのたまご@2014.4.26
翌日、あわあわのたまご@2014.4.26
焼き土用かま。苗土も自給自足@2014.4.3
焼き土用かま。苗土も自給自足@2014.4.3
冬期湛水。冬も山の水を田んぼに入れ続ける。@2014.1.14
冬期湛水。冬も山の水を田んぼに入れ続ける。@2014.1.14
田んぼのお客さんのイシガメさん
田んぼのお客さんのイシガメさん
円形稲木
円形稲木
12段の稲木
12段の稲木
稲木のてっぺんから
稲木のてっぺんから
稲木の横から
稲木の横から
コシイブキは滋賀県で昔よく栽培されていたお米。
天日干しのお米“コシイブキ”
お日様にお世話になって・・・
お日様にお世話になって・・・