田んぼではっちゃけるその②

今日は7家族のみなさん+楽しいメンバーもろもろ7~8名が集まってくださり、大にぎわいの田んぼでした!

一番広い田んぼ一枚、おかげさまで午前中で植え終わりました。

どろどろが嫌いだった子も、どろんこが初めての子も、もう植え方ばっちりのベテランさんも、あったかい泥がちょっと心地よかったりして、単純作業しながら笑ったりたわいもないおしゃべりしたり。

田植えは、みんなですると本当に楽しい♪♪

途中、シマヘビさんを追い回したり(そしてかまれたり笑)、田んぼで泳いだり、いろんやんちゃがありましたが、子どもは遊ぶのが仕事!

いつも気にすることがどうでもよくなって、こころが伸びやかに。

お昼、釜ごはんを炊いたり、おばあちゃんの手作りおかずをいただいたり、みんなでわいわいした後は、お楽しみ田んぼ遊び!

田んぼターザンや、ちょっぴり微笑ましいイモリ競争、川遊び・・・♪

写真は後日アップします!

みんなが帰ったあと、水をはりました。すうっとまっすぐ、直線がきれいです。
みんなが帰ったあと、水をはりました。すうっとまっすぐ、直線がきれいです。

P.S お兄さんお姉さんになっていく子どものみなさん

大きくなるにつれて、自然に対する興味が薄れていく子がたくさんいます。

私はそれが当然だし、それで(が)いいのかなって思っています!

中には、自然のことに興味をもってがしっとつかんで放さない、そういう子もいますが。

私自身、大きな自然の中で思いっきり手足を伸ばし遊び回った幼少時代から中学生になると、部活動や流行のいろんなことに興味が向いて、自然のことなんてこれっぽちも考えなくなりました。春になって花が咲いても、秋に落ち葉が山を染めても、そんなこと気がつかず、目先のことに一所懸命でした。教室に虫が飛んできたら「無理~!」なんて毛嫌いして、そのまま大きくなって大人になって、回り回って、今にここに至ります。

朽木の自然の中で大きくなってくれたみんなが、その原体験を土台にして、部活動や学校のこと、興味のあることに夢中になっている姿がとても嬉しいです。

自然というものは、人のこんな精神的な分野にまでも優しく寛大で、何もかも一緒くたに抱きかかえてくれるものなのでしょう。

いつでも帰って来なさい、と静かに見守っています。

これからいろんなこと知って経験して勉強して、またいつか、あの頃の自然が懐かしいな、よかったな・・・って立ち止まった時、またこの場所を拠り所にしてくれたらいい、そう思っています。

自然に限らずなんでもそうですが、離れてみて初めてわかることがあるでしょう。

その時の精神的なエネルギーの大きさは、最初よりずっと大きいはずです。

 

また、勉強の息抜きに、ゆっくりのんびりしに来てくれていいよ!